2013年5月3日金曜日
how to eat!?
たぶん外国人向けのすしの食べ方講座です。
何とも言えませんが、外国人にとって奇妙に感じるのかもしれませんね。。
マグロの産地
実はマグロに関しては産地表示が非常に難しいのが本音です。
水産生鮮物のJAS法によると、、、
1. 国産品は生産した水域名(太平洋、インド洋など)または地域名(養殖場が属する都道府県名)を記載する。
2. 但し、水域名の記載が困難な場合にあっては、水揚げした港名または水揚げした港が属する都道府県名をもって水域名の記載に代えることができます。
3. 輸入品にあっては原産国名を記載すること。
4. 国産品も港名または水揚げした港が属する都道府県名を、輸入品は原産国名に水域名を併記することもできます。
となっています。
つまり採った水域か水揚した場所が産地になるということです。
難しいのが輸入マグロ。台湾や中国、韓国の船籍(船の国籍のようなもの)採った物であれば太平洋だろうが、大西洋だろうがその船籍が産地になるのです。
よくスーパーなどでは「台湾産」「大西洋」「めばちまぐろ」見たいな表示であれば、台湾船が大西洋で採ったメバチまぐろということです。
これが日本船が採っていれば大西洋であろうが国産品です。
逆に言うと三崎港のマグロは本当に世界中からの海から上質なマグロだけが集まる港であり、三崎港周辺で採れているマグロではないです。
もちろん台湾船のまぐろも韓国船のまぐろも大西洋も太平洋のマグロも集まります。
またまた逆に言うとどこで採ろうが大間で水揚すれば大間産になってしまうこともあるはずです。
海の人間からしてみれば海は一つなのであまり産地表示は無意味とも思いますが、「one ocean」見たいな考え方は今後勉強していきたいと思っています。
ヒルズで解体ショー!!2回目
先週末、東京アクアリオ2009のイベントに参加しまた六本木でマグロの解体ショーを実施しました。
今回3日間で9本のマグロを解体。好評をいただきました。
この東京アクアリオは現在六本木ヒルズの眺望フロアで実施されている、スカイアクアリウムのイベント。今回は「one ocean(海はひとつ)」と言うキーワードのもと、海にまつわるアスリートなど色々な講演したり、シンクロのオリンピックメダリストに水槽内で演技実演を見せたりと大いに盛り上がりました。
マグロは世界中の海を回遊する生き物で、まさにone oceanな生き物。
シーフードを代表して、自分たちが出陣する事になりました。
マグロは漁獲量とも減っており、個体数の減少が叫ばれ世界的に規制が広がってくると言われています。
和の世界ではマグロは無くてはならないものですが、必要以上に獲られてしまっていることはマグロ屋としてもなんと言ってよいか分かりません。
一ついえることは、すべて魚を一網打尽する、「まき網漁法」が全ての悪の根源でないかと思っています。
出番をまつ川股大将と佛川店長(上野店)
イベント台での解体ショー。金曜の夜で多くの人に出向いていただきました。
テレビ朝日イベントスペース「umu」での解体ショー。土曜日、日曜日の二日間で計7本解体(うち3本をお客様の前で解体しました)。
マグロ丼として販売し、好評をいただきました。一緒に「下関のふく」も販売させていただき、「まぐろ」と「ふく」の「one ocean丼」が一番人気でした。
下関のおかみさん会のおかあさん、ありがとうございました。
ネーミングライツ?
神奈川県の県の施設にネーミングライツ権を募集するとのことです。
神奈川県の施設にネーミングライツ
へーーー、、、っえ!?
城ケ島大橋にネーミングライツ!?
ご存知の通り我がマグロ加工場があるのは神奈川県三浦三崎にある城ケ島。城ケ島と三浦半島をつなぐ橋が城ケ島大橋。
それが城ケ島まぐろ大橋とかになるのかな?それとも企業名が入って城ケ島コ〇コーラ大橋とかになるのかな?
どちらにしろ広告は人が集まる場所に効果があり、今の城ケ島の観光状況を考えると卵が先か鶏が先かの問題を感じてしまう。所感ながら企業が資金を投じて効果を狙うならば、少々難しいのでは、、、
それと同時に地元としてもっと三浦半島及び城ケ島の良さを皆に伝えたいと思う今日この頃でした。
マグロでダイエット!?
とりあえずおめでとうございます。
彼が減量になんとマグロを食べていたといいます!!
マグロの赤身は高タンパク低脂肪!!
美容と健康にいいですね!!
みんなでまぐろを食べてダイエットしましょう!!
津波警報発令!!
波が来ることはないだろうと思いつつも、しっかりと土嚢などを準備。
NHKなども三浦で30センチを記録したとの事。
見た目には全く変化がなかった海面ですが、まぁそれはよしとして日本全国大きな被害がなかったのでよかったです。
でも本当に大きな津波が来たら三浦半島及び城ヶ島は海に沈んじゃうんだろうな。。。
第五福竜丸
第五福竜丸はもともと三崎所属のカツオ漁船であったこともあり、三崎港でも大きな事件であったと聞いています。三崎でも被ばくした大量のマグロが廃棄されたており、もちろんその海域での大量の放射能が後々色々な人・魚などに影響があったといわれています。現にこの第五福竜丸の船長は半年後に亡くなっており、改めてこの実験という名の大量殺戮が二度と行われないことを祈っています。
みがき
まぐろでタイ料理
国のタイです。
andPartyさんに商品提供して、マグロでタイ料理をを作ってもらいました。
CHIKA'S HAPPY KITCHEN
こんな料理も作れるんですね。
勉強になります。。
ところで今、マグロナンプラーを思案中。
いわゆるマグロの魚醤です。
旨く出来るかご期待!!
まぐろデフレスパイラル
今回のCITESにおいては禁輸に関しては回避になりましたが、今後は不確定な事が多く、今までのやり方に対しての横槍が入ったことは間違いありません。
先日、某新聞社よりこのような記事が出ました。
こちらへ
あくまで個人的な意見ですが、メディアが相場を報道することに関してものすごくまずい気がしてなりません。
もちろん相場を隠す必要もありませんが、ここには誤解というものが生じてしまいます。
もちろんこの記事の主観は別にあるということも理解していますが、これを読んだ顧客が「現地でこれだけやすくなっているのに、安くならないのか!?」という話になると非常に困ってしまいます。
まぐろ屋的に話をさせると、まぐろはいろいろなサイズ、色々な脂ののり方、色々な鮮度があります。それは養殖マグロでも実は同じです。
地中海に限って言うと、地中海から日本への輸送料、輸出入に対する関税、冷凍であれば冷凍賃等が議論がなくては販売価格は成り立ちません。また実際にまぐろを加工すると、スジが多くて刺身としては使えなかったり大トロを撮れる腹部があったり中トロメインとなる背中側があったり、そもそも頭や骨は食べません。養殖に限っては買値が安くなれば与えるエサの量も変わり、品質にバラつきが出るしサイズも大きく育たない。
需要と供給の世界で価格が決まる原理を考えると、安くなるということは数量が出ないことを意味しているので、追ってメディアが報道する必要はなく、こういった報道からデフレスパイラル思想が出来ているのではないかとも思う。
なんだかよくわかりませんが、まぐろ屋の経済思想でした(笑)。
まぐろ屋的フードマイレージ
要は食物が消費されるまでにどれだけの移動距離があるかっていうことのようだ。
まぐろのフードマイレージは極めて高い。
これはまぐろの産地表示の矛盾も含めて話すと、マグロは日本と地球の裏側にある南アフリカで獲ろうが、ペルー沖で獲ろうが日本国籍船が獲り、日本で水揚げすれば日本産になってしまう。
逆に韓国籍船が同じ漁場で獲って、運搬船が日本に運び、日本で水揚げすると韓国産になってしまう。
日本産と言ってもそれはものすごいフードマイレージを持ったものになってしまう。しかしながらそれが日本食のスーパースターのまぐろの現状である。
だからと言ってまぐろを食べるのにわざわざ南アフリカに食べに行くバカはいないでしょう。そっちの移動距離のマイレージのが高くつきそうだ。
当たり前のように食べている、「国産マグロ」に関してそういった意味で味わって食べてもらいたいと思っています。
これが一番大事なことだと思っています。
ちなみに現在の法律で言うと、沖縄で獲ろうが、北海道近くで獲ろうが、大間に水揚げすれば大間産、三崎で揚げれば三崎産になります。
実はかなり曖昧です。これは法律上産地偽装にならないはずです。
困ったもんだ。。。
マグロのルアー
マグロの延縄漁船では擬似餌、つまりルアーを使うケースも多いようです。
カラフルな色は船頭の経験により光の入り方で分けます。午前中はこの色、午後はこの色など。。。
テレビで出ている大間の漁師のように各船の企業秘密のルアーもあるみたいな話もあります。
写真はその実際にマグロ漁船で使っているルアーをキーホルダーにしたもの。
こんなでかいキーホルダーを誰がするんだって声もありますが、もちろんコンパクトサイズもあります。
こりゃおもしろい。
マグロの頭
昔はマグロの頭は捨ててたなんて話を聞きます。
かなり昔はそうだったかもしれませんが、僕自身はマグロの頭が捨てられているところは見たことはありません。
マグロの頭は加工における最大の副産物。副産物というか主力にもなりつつあったりもします。
この頭からほほ肉、のど肉、アゴ、目玉、頭肉などがとれます。すべて人気の希少部位です。
三崎恵水産ではこの頭が足りてないため、他のまぐろ屋さんから頭だけを分けてもらったりもしています(もちろんタダじゃないですよ!)。
この大量の頭から一つ一つ手作業で加工していきます。
マグロは捨てるところは本当にないですねー!!
近海まぐろ規制
10キロ未満のクロマグロ(ヨコワ)の規制が始まるようです。
これはまぐろ問屋としては、一日でも早く実施すべきだと考えています。
日によって数十トンものこのヨコワが築地に集まる日もあります。
幼魚を根こそぎ獲ってしまったら結果は見えてきますよね。。。
現在増えている、いわゆる蓄養まぐろはこのヨコワを取ることから始まるので多かれ少なかれ影響があると思いますが、仕方ないでしょう。
既に数年前より、この規制に関しては察知しており養殖を増やしたい会社は実績を作るためここ近年、ヨコワの漁獲量を増やしているとも聞いています。
なにわともあれ、変化なしでは対応できない時代に入っているのは間違いないでしょう。