2013年5月3日金曜日

回転寿司三浦三崎港 トレッサ横浜店 オープン!!

2716281f.jpg回転寿司「三浦三崎港トレッサ横浜店」が3月27日にオープンします。

回転寿司寿司業態で7店舗目。

準備に大変ですが、いい店ができるよう社員一同がんばって行きます!!



冷凍まぐろの裁割

本日は、三崎恵水産の三崎・城ヶ島工場から一日がスタートです。

ここで毎日100本前後のまぐろを加工します。

三崎市場で取引したものを中心に100キロ前後のマグロを店舗で扱いやすいよう加工していきます。

いい鮪をいい状態でお届けすることが一番大事な仕事です。

解体

まぐろ水揚

まぐろ問屋の冷凍倉庫及びまぐろ加工工場は神奈川県三浦三崎の城ヶ島にあります。

ここはまさしく離島。昭和35(1960)年完成にした城ヶ島大橋で三崎とつながっています。

当時は、鋼製箱桁形式(中央部3スパン)として東洋一を誇った優美な橋でしたが、今は上を歩くと地震が来ているかのようにゆれます。

大橋



本日は三崎港でまぐろ船からの水揚が朝から行われています。

城ヶ島工場の前から三崎港に向けてカメラを構えました。

クレーンに吊るされている物体が「冷凍まぐろ」です。

��60度に急速冷凍されて鮮度を維持し、世界中の海から三崎港へ集まってきます。まぐろ問屋のマグロは三崎港で水揚されるまぐろを中心に、独自のネットワークから世界中で一番良いまぐろを求めています。

水揚2

水揚





ちなみに位置関係が分かりにくいので下の写真もご覧下さい。



地図

本日の三崎市場情報

市場2

本日の三崎市場です。暖かくなり、質も良いものが徐々に増えてきたとの事です。といっても僕自身、一週間ぶりの三崎市場参戦でした。

ここで仕入れたマグロが城ヶ島工場に運ばれ加工され、その後各店舗に配送されます。三崎市場は築地のようなセリではなく入札方式。

ちょっと物静かな感じですが、プロの目がしっかりと試される市場としても名が知れています。

大小あわせて200人くらいの仲買人が誰よりも良いものを、誰よりも安く買えるようにがんばっています。

市場も自由に見学が出来るので、皆様も三崎に遊びに来てください!!



写真のように一番高値をつけた人が黒板に掲示されていきます。

市場

オープンです!!

87419375.jpg本日よりトレッサ横浜にて回転寿司「三浦三崎港」横浜トレッサ店がプレオープンしました!二十七日にグランドオープンと同時に生鮪の解体ショー実施!!こうご期待!!


トレッサ横浜

昨日、3月27日に回転寿司「まぐろ問屋三浦三崎港」トレッサ横浜店が無事グランドオープン致しました!!

春休み中ということもあり、ご家族連れが目に付き多くのお客様にご来店いただいたことを本当に感謝いたします。

今後もマグロを中心に良いネタを仕入れいいものを出せるようがんばっていきます。

トレッサ横浜はトヨタが経営母体と言うこともあり、駐車場も広く駐車料金無料。お子様連れにも非常に行きやすいショッピングモールです。



ところで、本日ご来店頂いた方々にはご迷惑かけたかもしれませんが、オープン当日なんとラッシャー板前さんがお店を手伝ってもらいました。

ラッシャー

テレビ番組での取材でしたが、早朝から三崎の工場よりお付き合いいただきましては、また本当に朝からオープンの手伝いをしてもらい本当に感謝です。

こちらのテレビは、テレビ朝日系列「スーパーjチャンネル」の「ラッシャー板前の便利屋大将」と言う番組で放映されます。皆さんご覧下さい!!

日時は

・4月1日18:30頃から 

・テレビ朝日



またオープン初日に90キロクラスの本鮪の解体ショーを実施しました。

解体かぶと

こちらも大好評をいただき、行列が出来るほど。

当日ですべてのマグロを完売致しました。やはり僕たちと同じくらいお客様のマグロへの熱の入れ方には感動の余りです。

そんな皆様の感動を僕たちも更に感じたいとも思い、4月30日(日)がオープン後の最初の日曜日と言うことで再び「本マグロ解体ショー」を急遽実施します。時間は13時前後になると思います。

皆様是非ともトレッサ横浜に足を運んでもらって自慢の寿司をご家族と召し上がってください。



尚、大変好評をいただき多少入店にお時間を頂く場合がございます。

��4時位からはお店もすいてきますのでお買い物の後にでも是非ご来店下さい。



マグロ映像

��月27日に回転寿司「まぐろ問屋三浦三崎港・トレッサ横浜店」では新たな試みとして、店頭に超大型?スクリーンを配置し、まぐろが店頭に並ぶまでのストーリーを流しています。

皆様が立ち止まってじっくり見ている姿を見てみると普段、自分たちが見ているものはものすごくインパクトがあるものだと再実感しております。

ましてや、子供がくいるように見る姿は作った側からすると非常に感動です。

今日はその映像の中でも一番インパクトがある「まぐろの水揚」の映像をこちらでお披露目いたします。

一見、冷凍まぐろは異常な物体に見れるかもしれませんが、-60度で鮮度管理したまぐろだからこそ実際にお寿司になったときの旨みが出るのです。





来店ありがとうございます!!

回転寿司評論家で僕もテレビで見たことがある米川伸生さんが回転寿司「まぐろ問屋三浦三崎港」横浜トレッサ店にご来店いただいていました。

僕も店で見かけましたがあえて声をかけず、、、

間をとらず、ブログで紹介していただきました!!



概ね、合格点ってことですかね??

米川伸生さんのブログ

本日の三崎市場

本日は三崎市場からレポートです。

春休みになるとマグロの需要も高まります。市場の取引価格も春の声と共に元気になっています。



まぐろは旬がある魚です。基本的には寒い時期が脂がのる良い季節。

日本近海ではやはり大間が有名ですが、やはり旬は11月頃。これからだんだん採れなくなってくるでしょう。

これからは沖縄から近海まぐろの声が聞こえてきます。



遠洋漁業では冷凍技術がすすんだため、北半球の夏の時期は南半球の冬を目指して出港します。またその逆の季節は逆もありえます。

旬の時期の旬の漁場で連れた魚は高値で取引されます。やはり旬の魚は脂がのってうまいですね!!

まぐろは世界を泳ぐ魚です。マグロ漁師はそのまぐろを世界の海を追っていくのです。

4月7日三崎




さとう珠緒さん

女優のさとう珠緒さんが「回転寿司三浦三崎港 江ノ島店」に来店いただきました。

かつ珠緒さんのブログにご案内いただいて感謝感謝です。



江ノ島では夏に近づき魚種が増えています。天気もいい日は気分爽快のオーシャンビューで三浦三崎港のお寿司を食べてください!!

江ノ島といえばしらすですね!!

天候次第で入荷しないこともありますが、江ノ島名物を是非!!





鬼太郎の町

本日は、鳥取県境港に来ています。

境港と言えばゲゲゲの鬼太郎の作者の水木しげるさんの出身地という事で鬼太郎の町として町おこしをしています。



今回の境港に来た理由は、日本海で採れる本マグロです。

この季節、日本海で巻網船が近海の本マグロを狙って漁に出ます。

今日水揚された本マグロはなんと2000本!!

それはもう圧巻でした。

しかしながら資源保護という面では巻網船は肯定することはできません。魚の群れを根こそぎ取ってしまい、これこそがマグロの枯渇につながってしまいます。何らかの形で今後規制がかかる可能性があります。



何はともあれ今回3本の本マグロを仕入しました。

明日(6月26日)には各店舗(ワールドポーターズ店シャル店、トレッサ横浜店、心晴寿司店クロスゲート店秋葉原店)に入荷予定です。

是非、日本海で取れた「鬼太郎本まぐろ?」をご賞味下さい。





みずあげ

船からどんどん水揚されます。大きいものでは200キロオーバー。だいたい40キロ~50キロが平均です。



はらとり

水揚されたマグロは手際よく内臓を取ります。少々残酷ですが、、、



はまだし

内臓をとられたマグロはお腹の中に氷をつめて市場に並べられます。



かわまた

三浦三崎港スーパーバイザーの川股もこのマグロにご満悦!?

ホシ

ホシ



この写真の川股スーパバイザーの手の中にある「物体」はなんでしょう?

なんとこれはマグロの心臓です。

通称「ホシ」です。200キロ以上の本マグロもこの程度の大きさの心臓でしかありません。人間の方が大きいですよね!!青森県の大間などは大物を釣り上げた際にホシを神棚に飾り、次の豊漁を祈願するとも聞いています。

もちろんマグロは捨てるところが無いので食べることができます。新鮮なうちは血を抜いて刺身にしてもよし!!

三崎など冷凍で水揚される場所は、ガーリックと一緒にいためて食べたりもします。川股SVは寿司の商品化に向けて息高らかにしていました。

次はレーンの上にホシが並んでるかもしれません!!



マグロの養殖

マグロの養殖は日本国内でもどんどん広まっています。

養殖といっても現実は「蓄養」です。

ヨコワと呼ばれる小さなマグロを天然から採取し、それをイケスにいれ餌を与えて大きくします。

結局のところ天然から取る為、資源保護という面では全くメリットはありません。逆に言うと、日本だけではなく地中海やオーストラリアなどの蓄養マグロは小さなマグロを根こそぎ取る為、それ自体がマグロ資源の低減につながるとの話もあります。ただしロスなくコスト安でトロが採れるマグロを出荷できるというメリットもあります。

どちらにしろ個人が利を取るだけではなく全体的な資源として自分たちも少しずつでも扱っていきたいと思っています。



今回、とある国内のマグロの蓄養のイケスを見学に行ってきました。

まだまだ小さなマグロですが、秋口から年末にかけて出荷されていくとの事です。



港を出てから数分、イケスが見えてきました。この中に数千匹の本マグロが入っています。

イケス



気になるのは餌ですね。

こちらのイケスはすべて生餌を使っています。今日、水揚されたばかりのサバです。鮮度は人間が食べるより良いですね。

餌



船から噴射して餌を与えられます。

噴射





反射して見えにくいですがかすかにマグロが見えます。

はねた

とある市場の

日本のとある市場の鮮魚の入札風景です。

築地もそうですが、全く何を言っているのか分かりませんよね、、

でも話は通じているので皆通じているのでしょう。。





トレッサ解体ショー

回転寿司三浦三崎港トレッサ横浜店で8月9日に解体ショー実施いたしました。多数ご来店ありがとうございます。

今回のマグロは長崎より直送の本マグロ。

てんぽまえまぐろ

マグロの目方当てクイズなんていうのも実施させていただきました。

��月中のお盆の時期に各店舗で解体ショーを実施する予定です。

日程はこちらのブログでもお知らせいたします。



非常に質の高いマグロでした。やはり本マグロの大トロはとろける味です。

個人的にはこのような上質なトロの取れるマグロの赤身は本当に美味です。

トロは皮の表面側からとれ、いわゆる中の方は赤身。

まぐろ問屋ではその部位を天身と呼んでいます。

部位の話は今度詳しくお話します。



かいたい

店舗内の特別スペースにて解体ショー!!

��人がかりでも本マグロをおろすのは大変です。



おろしたマグロを寿司ネタにするのはトレッサ横浜店の大河原店長。

おおがわら



特別参加で手伝ってもらったのは横浜シャルビルB1の三浦三崎港心晴寿司店の佛川店長

ぶつかわ

マグロの選別

マグロも人間にも個性・体質が一人一人あるように一匹一匹、身質に違いがあります。果たしてどうやってその違いを判別するのでしょうか?



魚のシルエットや取れた漁場で判別するのが第一ステップですが、一番分かりやすい選別方法はまぐろの尾の断面を見ることです。

三崎の市場では、プロの目利きがこの断面を見て価値を判断します。



写真はマグロの断面。この断面にて赤身の色合い、身質、脂のノリ具合を見ます。きれいに出た年輪のような断面は鮮度のよい証拠。

ちなみにこの写真では左下に血のかたまりのようなものが見えます。こういた「血栓」が見えると、価値が下がります。

尾スライス



また「まぐろ問屋」では更に加工したまぐろをより、正確に選別するために更に断面を確認します。

尾っぽできれいに見えたとしても、たまに実際の身の部分で血栓があったり、うまく冷凍が効いてなくて色が飛んでいるものがあるからです。



一番下の断面以外はきれいな身質、鮮度がよい証拠である身の縮みが見られます。脂もしっかりのっていてAランクに近いものです。

一番下の断面は色がくすんでおり、身質も弱くCランクになってしまいます。

すらいす



こういった細かい選別こそがまぐろ問屋として安定した商品を提供できる、プロとしての仕事になります。

今後とも安定した商品をお客様の元へ届けられるよう、頑張ってまいります!!

あぶらぼうず

三崎で水揚される魚はまぐろだけと限りません。



こちらの写真の魚はなんでしょう??

あぶらぼうず



この写真の魚は「あぶらぼうず」といいます。文字通り脂ののり具合はまぐろにも勝るとも劣りません。三崎の地方名では「クロ」と呼びます。

魚体もまぐろ並み。

以前ニュースで高級魚「クエ」として偽造販売していた魚という事で思い出してもらえる方も少なくないはずです。

間違ってもらいたくないのですが、決して「あぶらぼうず」が駄目な魚ではなく値段も味も高級魚です。

ああいった報道があると「あぶらぼうず」が雑魚のような扱いになってしまいますが、本当においしい魚です。



こちらの魚は寿司ネタにでも、鍋具材としても利用度が高い商材です。

シーズンが近づけば、店舗でも出して行きます。

その時は幻の魚「あぶらぼうず」としてオーダーください。

絶対満足するはずです!!

まぐろの日

???????遵シ?



10月10日は実はまぐろの日なんです。

「魚々(トト)」の日とも、「10」を縦にするとまぐろの目に似ているとも言われます。

それにちなみ、回転寿司店舗で今週の土(10月11日)に「三崎まぐろの日」フェアを実施することになりました。

「三崎まぐろ」を各店舗で割引でご奉仕いたします。現在、三崎市場では良質なメバチまぐろが取引されており、メバチまぐろの中トロは寿司には非常に合いお薦めです。

上の画像はキャンペーンの一例。各店舗でも同等もしくは更なるフェアを実施する予定です。

皆様のご来店を心よりお待ちいたします。



尚、十分な在庫を持つ予定ですが、万が一品切れになる場合がございます。早めのご来店をお薦めいたします。



横浜市場

本日は横浜市場での仕入れ状況です。

横浜本場は横浜駅の東側に位置し、横浜駅からも歩いて15分ほど。

非常に便が良い場所にあります。

築地にも勝るとも劣らない新鮮な魚が集まります。





毎朝、三浦三崎港の仕入担当の川股大将の目利きと交渉が始まります。

交渉

横浜の市場にいる際も他の市場の状況を聞きき、相場をチェックしながら、「いいものを価値のある価格」で仕入れしていきます。

まさに朝から魚とのにらめっこ状態です。エネルギーも使います。

ちなみに大将は仕入れの後、エネルギーを使い果たし食堂で朝から大盛りカツ丼とそばを平らげました。







のどぐろ

本日のお勧めは能登産のノドグロ。シャル店、江ノ島店でお出しいたします。

ノドグロは別名「赤むつ」。白身魚としては最高ランクの魚で、寿司にしても煮付けにしても非常に美味です。丸々と太ったノドグロはもちろん最高級の最高級。







メジ

この大きさでも本マグロ。メジまぐろともヨコワとも呼ばれます。

少々かわいそうな気もしますが、、、、

食べるとさっぱりとして美味しいです。





今日は10月10日は魚の日(トトの日)。皆で魚を食べましょう!!



三崎港町祭り

昨日、三崎港の市場にて「三崎港港町祭り」が行われました。

少々天候が崩れましたが、多数のお客様が三崎に足を運んでいただき事を感謝いたします。

三崎は本当に交通の便が悪いのですが、それでも来ていただけるお客さんがいることは地元のものにとっての大きな励みです。

これからも観光としての三崎港もよろしくお願いします。



ところで!

まぐろ問屋は市場にてマグロの販売ブースを開きました。

朝の4時より集まり準備!準備!

試食のマグロを切っています。試食のまぐろは20キロ以上!!

試食



昨日の商品ラインナップはこちら!!

ラインナップ



価格はせっかく三崎まで来てもらったのだからメリットのある価格を!という事でなんと全品ワンコインの500円!!

最初から特売価格です!!中トロも、赤身もネギトロも、マグロカツも500円です!!

500円



大繁盛の一日でした。社員一同での年に一回のおかげさまday。

又来年も参加する予定なので、是非三崎にも足を運んでください。

大繁盛

マグロ船の入札

この時期、三崎港には各県の水産高校の実習船が帰港してきます。

実習船といえど、今が旬の漁場でマグロを釣ってきてその漁獲は三崎港にて水揚されます。水揚されたマグロは魚種別、サイズ別に入札にかけられます。

そこでまぐろ問屋の出番です。そのマグロを採った漁場、採った時期、その船の昨年度の実績、その船の冷凍設備の状況などを考慮に入れて入札します。



本日は秋田県の船川丸の入札がありました。

神奈川県の城ケ島の工場からの船川丸の入船の様子です。

まぐろ問屋はその漁獲の中から赤身商材の25キロ以上のキハダまぐろをキハダまぐろ僅差で入札で勝つことができました!!

船





水揚されたまぐろはすぐに工場に運ばれ、ランク分けされます。

本日の動画ではありませんが、三崎の水揚の様子はこちらで!!



選別台にマグロを並べます。まだまだカチコチで新鮮なマグロです。

台上



まずは詳細な目方を1本ずつ量ります。

目方



目方を量ったら、バンドソーで一気に尾っぽを切断。

マグロが解けないように手際よく、手際よく、、、

尾カット



そして、カットした断面を流水で解凍し、マグロプロの目利きにより選別し、ランク分けしていきます。

マグロだけを見ると全く違いが分からないのですが、尾っぽを見る事によりほぼ全てが分かってしまうのです。

マグロの身質、色合い、脂ののりなど、、

選別



色々なマグロがありいろいろな味がある。それこそがまぐろ問屋の醍醐味ですね!!

初荷!!

edb1fdc8.jpg明けましておめでとうございます。

本日より三崎市場が開始です。今年も一年マグロが豊漁でよい年になるよう祈ります。


おさかな雑学

ふと本屋に行ってみるとこんな本がありました。



三浦半島のおさかな雑学三浦半島のおさかな雑学
著者:神奈川県横須賀三浦地域県政総合センター
販売元:東宣出版
発売日:2008-03
クチコミを見る




文字通り三崎をはじめ、魚の宝庫三浦半島で採れる魚の特徴などを簡単なタッチで書いてある本です。

読んでみると改めて勉強になりました。古い漁師さんは経験地として、水産研究科は重い文献として残してある魚についての雑学を簡単に理解することができます。別に特にメリットがあってご紹介しているわけではありませんが、手にとって読んで頂き、ご来店いただいた際のオーダーの参考にしてください。



この本の中からの一つのエピソードです。

数年前の秋に相模湾で取れた30センチの本マグロの幼魚にタグをつけて放流したところ、二年後に90センチ強に成長しなんとメキシコの場はカリフォルニア半島で捕獲されたとのことです。

本当にマグロは回遊魚で一つしかない海を回遊しているのですね。







how to eat!?

どうでもいい話ですが、youtubeにて面白い動画を発見しました。

たぶん外国人向けのすしの食べ方講座です。

何とも言えませんが、外国人にとって奇妙に感じるのかもしれませんね。。





沖縄本まぐろ

1a659d95.jpg本日、沖縄産の本まぐろが「三浦三崎港トレッサ横浜店」に入荷しました!!

沖縄産は今年初の入荷です!!



尚、この模様は十五日(日)の朝の日本テレビのサンデーネクストで放映致します!!何も大きなニュースがなければですが、、、


マグロの産地

今、産地表示の問題が多く取り上げられています。

実はマグロに関しては産地表示が非常に難しいのが本音です。



水産生鮮物のJAS法によると、、、



1. 国産品は生産した水域名(太平洋、インド洋など)または地域名(養殖場が属する都道府県名)を記載する。

2. 但し、水域名の記載が困難な場合にあっては、水揚げした港名または水揚げした港が属する都道府県名をもって水域名の記載に代えることができます。

3. 輸入品にあっては原産国名を記載すること。

4. 国産品も港名または水揚げした港が属する都道府県名を、輸入品は原産国名に水域名を併記することもできます。



となっています。

つまり採った水域か水揚した場所が産地になるということです。



難しいのが輸入マグロ。台湾や中国、韓国の船籍(船の国籍のようなもの)採った物であれば太平洋だろうが、大西洋だろうがその船籍が産地になるのです。

よくスーパーなどでは「台湾産」「大西洋」「めばちまぐろ」見たいな表示であれば、台湾船が大西洋で採ったメバチまぐろということです。

これが日本船が採っていれば大西洋であろうが国産品です。

逆に言うと三崎港のマグロは本当に世界中からの海から上質なマグロだけが集まる港であり、三崎港周辺で採れているマグロではないです。

もちろん台湾船のまぐろも韓国船のまぐろも大西洋も太平洋のマグロも集まります。

またまた逆に言うとどこで採ろうが大間で水揚すれば大間産になってしまうこともあるはずです。



海の人間からしてみれば海は一つなのであまり産地表示は無意味とも思いますが、「one ocean」見たいな考え方は今後勉強していきたいと思っています。

空飛ぶマグロ

基本的にマグロは寒い時期が旬です。

つまり日本はだんだん暖かくなるに連れて、近海のマグロの脂も薄くなっていきます。

逆を言うと南半球はこれから冬に向かい、マグロに脂がのってくる時期になります。

今では世界各国のマグロが飛行機に乗ってくる事が当たり前の時代。ちょっと前はそれをすることがものすごいチャレンジだったと聞きます。

マグロを飛行機に乗せること、海外の漁師にマグロを取らせること、海外のマグロが日本で食べることができること、、自分の時代ではそれは当たり前になっていたので先人に感謝です。





オーストラリアからここ最近、生鮮で南マグロが空を飛んできます。南鮪は別名インド鮪。別にマグロ屋ではインド鮪が当たり前のように呼ばれますが、消費者には響きが良くないらしく南マグロが多く聞こえるようになってきました。品質的には本マグロ同様しっかりした脂を持ち、腹は大トロがとれるほど厚く、甘みのある脂は寿司に一番向いているとも言われます。個人的には大好きなマグロです。



こんな状態で入荷されます。

マグロ箱



中身はしっかりと氷詰め。

大きさは小さめですね。大きいものは100キロを越えてきます。

マグロ中身



品質は、、、

今回はもう少し脂がほしかった、、、、

マグロ断面

六本木で解体ショー!!

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イベントで六本木で解体ショーをしました。

��00名以上のお客様も集まり、大盛り上がり!!

今回は川股大将と心晴寿司の佛川店長で約40キロのマグロを1時間半で全て寿司にして皆様に食べてもらいました!!

約2000貫以上を裁いた手際に拍手です!!



今回のイベントは「雷(いかずち)」と称して「日本はもっと面白いはずだ」の問いに日本の伝統文化と都市文明の更なる融合と調和を促進する為に、色々なアーティスト、クリエーター、伝統工芸や伝統芸能そして伝統食のコラボレーションで日本を盛り上げていこうという会でした。

寿司も日本の伝統食。これまでも、これからも日本を背負っていける文化だと自信を持ってやっていきます。



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