クロマグロの2,3キロの幼魚をメジマグロやヨコワなど呼ばれています。
よくここ最近スーパーなどで見ませんか?
4月上旬のある日、築地で90トン近くそのヨコワの入荷が合ったそうです。
その日の成魚と言うか大きいマグロ(業界では太物(フトモノ)と呼ぶ)は9トン弱の入荷だったそうです。
つまり10倍近いマグロがいわゆる魚体が2,3キロくらいの小さなマグロ。
現在マグロの漁獲規制が叫ばれていますが、巻き網漁と同時にこのヨコワの捕獲を規制しなければ本当にマグロが枯渇する日が来るかもしれません。また簡単に数量だけで言ったらわかりにくいですが、50キロの魚体の10トンと3,4キロの10トンの尾数も違いますよね。。。
自分も漁師の孫に生まれていますが、良く言うには「目の前に魚がいるのに逃す漁師はいない。」と。。
資源としてのマグロの考え方をマグロ屋も漁師も考えていかなければ時代に流されてしまうかもしれません。
水産庁は現在、日本がどのくらいマグロを取っているか正確な数値を把握していません。これが現状です。
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