場所はポートリンカーン。
ポートリンカーン
人口が2万人弱の地名通り漁業町。
90年代からマグロで潤っている町です。
マグロ漁業者は、マグロ御殿のような家に住んでいる人も多いですが、近年魚価の低迷と管理漁業の為に昔のようには潤っていないのが現状のようです。
ここでやっているのは、蓄養。
1月前後の夏の間にこの地の西側に集まってくるマグロを捕獲し、8月の冬(日本とは季節が逆)までエサを与えて、生け込みします。
昔はこの集まってくるマグロを巻網大量捕獲し、安値大量販売していたところ、この蓄養技術が進み一言で言うとお金になる仕事になったようです。
今では数量枠を決め、管理しながらやっているとの事。
まずは取り上げ。
夜明け前に出港します。

こんな感じの大きくない船。
船内はこんな感じ。

出港から約1時間でその場所に到着します。
直径が40メーター位の生簀です。
その中にマグロが泳いでいます。
中に網を入れ徐々にマグロを手繰り寄せ集めていきます。

南マグロはおとなしい性格のマグロらしく、獲り上げはなんとダイバーが入り手づかみで捕まえます。
日本とは季節が真逆のオーストラリアなので寒いです!!
気軽に船長に頼んでみたら、快くOKがでました。
めったにやらせてもらえないらしいですが、事前に祖父が漁師だったてことを話してたからかチャレンジさせてもらいませいた。
寒い海の中、ブカブカのウェットスーツを着て入水。
結構緊張とワクワクであまり寒さは感じず。
マスクの目の前を大量のマグロが泳いでいました。
まぐろ屋といっても、生きてい泳いでいるまぐろを見る事はめったに無いので、大興奮!!
目の前を泳いできた、まぐろの尻尾をつかみ引く。
そうするとまぐろは吃驚して気絶するらしく、そのあとエラの中に手を突っ込んで運びます。
そのエラの動きを感じていると、マグロも実際に生きていることを実感。これは忘れちゃいけないと改めて思った。

無事ファーストキャッチ!!
これは大興奮ですよ!!マジで!!
引き上げ。

2,3匹とって止めようと思いましたが、上の写真の大男に笑いながら「まだダメ!!」と押し戻され、結局20匹ほどしっかりと仕事してきました。
上がった後、ものすごい疲れがどっと来て船の上を立っていられない位でした。
この寒さで数時間、ものともしないダイバーたちに敬服です。
この日、獲り上げしたまぐろは10トン弱。
獲り終えると、そのまま寄港し水揚げをします。

2に続く、、、、
そう言えば、昔山本kidがテレビの番組でまぐろの採り上げ企画があったなと思って検索したら出てきました。
これを見ると自分の方がまぐろ捕まえるのはセンスがある気がする。
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